COURSE

コース紹介

TCJ
インストラクターコース

任務を遂行する力を、護る技術を。

TACTICAL COMBATIVES JAPAN
法執行機関向けインストラクター育成

現場対応力を備えた指導者を育成するための公式プログラム
TACTICAL COMBATIVES JAPAN(TCJ)が提供するインストラクター養成コースは、現場の最前線で求められる制圧・拘束・離脱技術を、安全かつ正確に指導できる指導者を育成する専門プログラムです。

TCJの技術は、法執行機関や自衛機関、民間警備など、日々変化する現場のニーズに応えるために磨き上げられ、実際の任務や現場経験を通じて、現実的かつ安全に機能する技術として検証と改良を重ねてきました。
単なる理論や型ではなく、現場で確実に使えることを前提に構築された、信頼性の高い技術体系です。

インストラクター養成コースでは、これらの技術を正しく伝えるだけでなく、受講者が任務現場で冷静かつ適切に行動できるよう導く、判断力・安全管理力・指導力を総合的に身につけます。

コースの目的

• TCJの実戦的技術を、現場対応力を意識し、正確かつ安全に指導できるインストラクターを育成
• 指導現場における状況判断、安全配慮、受講者対応力を備えた指導者を養成
• 受講者を「現場で動ける人材」に導くための指導力・管理力を強化

コースで修得できるスキル

【実技指導力】
  TCJの基本・応用技術を、受講者が安全かつ効果的に修得できるよう段階的に指導するスキル

【状況判断・管理力】
  訓練現場でのトラブル・混乱対応、受講者の安全確保、場の統制力

【フィードバック技術】
  受講者が理解しやすく、安心して取り組める環境を整え、
  誤りを恐れず改善できる声かけ、適切な修正、努力を認めるフィードバック力

【法的・倫理的知識】
  指導現場に必要な法的理解、正当防衛・緊急避難の枠組み、リスクマネジメント

このコースはこんな方に最適です

• TCJ公認インストラクターとして、現場指導を行いたい方
• 既存の技術指導に、より実戦性と現場対応力を加えたい指導者
• 法執行・警備・自衛分野で、現実に対応できる指導力と現場管理力を高めたい方

コース修了後

• TCJ認定インストラクター資格(規定課程修了認定)を取得
• 現場で通用する技術・判断・対応を、確実に指導・育成できるスキルを修得
• 現場対応に強く、安全管理力と指導力を備えた指導者として活動可能

料金

T.C.A.T. BASIC INSTRUCTOR

(基礎指導者コース)
¥ 100,000
/1名
  • 5日間(30時間目安)

【内  容】
拘束・離脱・武器保持・ナイフ対応指導者育成
法執行環境に適合した指導法修得

T.C.A.T. ADVANCE INSTRUCTOR

(上級指導者コース)
¥ 100,000
/1名
  • 5日間(30時間目安)

【内  容】
環境対応・状況判断を含む
指導力強化
複数対象制圧・シナリオ型訓練
教官能力強化

備考

• 法執行機関・部隊単位のみ対応(個人申込不可)
• 出張指導(部隊派遣型)は別途交通費・諸経費実費精算
• 受講人数・機関単位でのまとめ申込には別途見積

インストラクター紹介

森江 弘幸

(MORIE HIROYUKI)

• 元陸上自衛官(特別司法警察職員)
• 自衛隊体育学校「格闘・武道班」上級格闘指導官
• 内閣総理大臣・国賓警護業務に従事
• KULA JIU-JITSU代表

【保有資格・戦歴】
• AXIS柔術 黒帯
• 講道館柔道 黒帯
• 日本拳法 黒帯
• Gracie Survival Tactics(GST)レベル2修了
• MACPタクティカルインストラクター(米陸軍)
• 米陸軍 I Corps 格闘大会 優勝

【指導実績・導入例】

■ 法執行機関への指導(TACTICAL PROGRAMS)
• 警察署・自衛隊などへの出張訓練実施
• 保安業務における安全確保技術や実戦想定シナリオ訓練
• 部隊内インストラクター養成(認定制度)実施中

■ 民間組織・企業との連携(SELF DEFENSE)
• 航空会社警備・スタッフへの護身術講習
• 自治体主催の防犯・実技講習(小学校/地域団体)
• 企業・医療従事者向けのセルフディフェンスカスタム研修

TACTICAL COMBATIVES JAPANでは、指導者派遣/団体導入支援/教育機関との連携強化を進めており、
「使える護身術」「命を守る判断力」を全国に届ける活動を拡大中です。

石坂 和丈

(ISHISAKA KAZUTAKE)

• 元海上自衛官(特殊任務対応)
• 自衛隊体育学校「格闘・武道班」上級格闘指導官
• 不審船対処、派遣海賊対処行動、オリンピック不測事態対処、サミット不測事態対処に従事
• The World Brighteners代表

【保有資格・戦歴】
• 閉所近接戦闘インストラクター
• 潜水士
• 一級小型船舶
• パラシュート
• TC3
• 国内CTコース受講
• イギリスMCTコース受講
• ブラックウォーター射撃、CQBコース受講
• シャアファイヤーベーシックコース受講
• 海賊対処派遣 3回
• 派米訓練 4回

【指導実績・導入例】

■ 法執行機関への指導
• 自衛隊などへの出張訓練実施
• 実戦想定シナリオ訓練
• 部隊内インストラクター養成

■ 民間組織・企業と連携
• 企業と連携して、法執行機関への実戦装備や訓練機材の発掘、制作、納入

1. 本プログラムの目的

プログラムの概要と基本理念
  本プログラムは、法執行機関・自衛機関・施設警備等の実務従事者が、任務遂行中に発生しうる暴力的・緊急的な接触状況に、適切かつ安全に対応するための技術と判断力を体系的に修得することを目的とします。

  特に以下を重視します:
  現実に即した「全隊員・職員が使える制圧・拘束技術」の構築
  暴発を未然に防ぐ観察・声かけ・間合いの判断訓練
  自己・味方・第三者の安全を優先しながら対象を無力化する最適なプロセス選択
  合法かつ比例的な力の行使と、その後の対応(報告・記録)まで含めた行動構造の理解
  単なる「格闘技」ではなく、公的任務の中で生きる『法的正当性を伴った行動力』の修得が主眼です。

2. 適用対象

本プログラムは、以下の職務種別に従事する隊員・職員を想定して設計されています。
  警察官・自衛官・海上保安官・入管職員・刑務官等の法執行職
  ※ 下記の職務従事者は一部プログラム内容変更
       要人警護員・空港保安職・公共交通・行政機関等における危機対応責任者
  また、特定組織の訓練体系に応じてモジュール別導入や、法域/職務内容に応じたカスタマイズも可能です。

3. 任務・状況下トレーニング プログラム構成(Basic / Advance)

区 分
  Basic:制圧・拘束・離脱・観察・警告・対刃物などの基本対応
  Advance:チーム連携/状況判断/環境対応

目標水準
  Basic:個別任務中の「単独対応能力」の確立
  Advance:複数任務・連携任務での「統率行動能力」

【Basic course】段階的・実践志向の構成

  第1段階:基礎形成(フォーム・判断・安全)
  移動と姿勢制御(スタンス・ベース)
  声かけと距離管理(対人接触前の統制)
  ベーシッククリンチ(接触開始まで)抑え技・倒し技・対武器の基礎
  多方向からの攻撃認識と位置どり

  第2段階:応用展開(動的環境での適用)
  「接近 → 制止」までのスムーズな移行
  不意の攻撃に対するリアクション訓練
  短時間での捕捉・保持(シチュエーション別)
  目撃者・通行人がいる状況での動作の明確化

  第3段階:ミニシナリオ訓練
  素手での暴力発現への即応
  公共施設内での不審者対応(武装・非武装者想定)
  制圧→拘束→通報までのフローの模擬

【Advance course】職務応用・臨機適応型への進化

  第1段階:ストレス下での再現訓練
  複数攻撃への反応力(方向・タイミング変化)
  パートナー間の言語・非言語での連携訓練
  声援・妨害・照明・空間制限下での対応
  実動隊形式によるチーム連携動作(複数名)

  第2段階:環境変化への応用
  車両内、階段、狭所での制圧技術
  トイレ・飲食店内(一例)での展開想定
  地面の不安定さ/滑りやすさを加味した動作制御

  第3段階:対武器・制圧連携
  刃物・鈍器所持者への対応ステップ訓練
  チーム制圧における役割分担と即時補完
  逃走対応と安全確保(通行人・被害者誘導含む)

  任務状況下における指導ポイント(例)
 観点・指導方針
 接近者への警戒訓練 : 目線・手元・言動・動線の観察力強化。特に「非敵対的な仮面」に注意
 刃物対応 : 距離維持、遮蔽物利用、刃物から目を切らない。回避・誘導訓練重視
 単独対応戦術 : 夜勤・仮眠中・接客中の「背後リスク」意識づけと行動訓練
 精神疾患・錯乱対応 : 事前兆候の観察と、声かけ・間合い・接触を避けた行動誘導
 多人数・公共空間での暴発 : 周囲の避難誘導、非言語的威圧、発声・視線による状況主導

4. 法的・戦術的責任と倫理

本プログラムにおけるすべての動作・判断・制圧技術は、以下の原則に照らして合法・正当でなければなりません

【法的原則】
  刑法第36条(正当防衛)、第37条(緊急避難)、第35条(正当業務行為)など
  職務規範/行使限度/文書報告義務

【戦術的原則】
  必要性(その行動は避けられなかったか)
  相当性(手段は過剰でなかったか)
  説明性(後に正当性を明確に証明できるか)

【倫理的要請】
「止める力」と「使わせない力」を同時に育成すること
  強さの誇示ではなく、安全と秩序を守る責任を引き受ける姿勢
  インストラクターは発言・表情・視線に至るまで規範意識を保持すること

5. 安全管理・統制事項・訓練マインドセット

すべての訓練は「事故は起きる前提」で設計・実施する
  器具・空間・人数・心身状態を事前に確認・記録・報告できる体制を整える